今夜は満月です。
このHPのトップ部分にも掲げているように
私は月が大好きです。だから "Sierra Moon"
かの有名な"ジュリエット"は、月を「夜毎に形を変える不実なもの」とセリフの中で表現しましたが
そうでしょうか?
毎日その形や輝きを変え、たとえ新月のように見えなくなる日があったとしても
月は確実に地球の周りを廻り続けています。
ずーっと昔から
片時も離れずに
これこそ地球にとって、忠実な永遠の恋人のような存在なのでは・・と思えてきたりします。
月の満ち欠けは人の感情やバイオリズム、出産にも影響を及ぼすことが広く知られるようになって久しいわけですが
きっと人間は太古の昔から、理屈や科学の証明なんてナシに”月のパワー”を信じていたんじゃないかと思う・・
高い山の上で、吸い込まれそうな真っ黒な夜空に燦々と輝く月を見るとき
晴れた青い空に、ガラスのように浮かんでいる妖しい月を見つけたとき
そして今夜のように
寒空の中で、両手を広げてすべてを受け止めてくれそうな満月を見上げていると
思わず 「帰りたいっ」 とか思ってしまう・・(笑)
思い起こせば私の記憶の中でも
いくつかの大切な場面には、月の光が存在しています。
月は満ち欠けを繰り返し
私たちに 優しく時の流れをおしえてくれる
満月のたびに
少しずつ心が癒されて、心の波が静かになる
つらかったね
でもあなたの悲しみは全部 わかっているから
大丈夫だよ
と言ってくれている気がするのです・・